インクジェット看板とは？

近年、看板業界に普及した「看板専用大型油性インクジェット印刷」は目覚ましい発展を遂げ、巷のあらゆる店舗で見受けられるようになりました。40年前の看板は、ほとんど文字やイラストなどを「手描き」で作っていました。時代の流れとともに私どもの仕事もコンピュータ化しパソコンの前で入力し、出力するといった作業に変化してきました。昔ながらの手作りの良さも大切ですが、新しい技術の長所も取り入れて活かしたいものです。

インクジェット看板の特徴

—　インクジェット看板の優れた点　—

写真などのイメージ画像から看板を製作できます。写真ですと、イメージが膨らみやすく、お客様の求めるものに対し瞬時に訴え、心を捉えることが可能です。文字数・色数が多い複雑なデザインでは、カッティングシートで製作しますと色の諧調を表現することが難しく、割高になってしまいますが、インクジェット看板では、印刷作業は入力出力のみですので格安で製作できます。

—　インクジェット看板の考慮すべき点　—

耐候性に乏しいことが現在の課題です。10年前より改善されていますが、その点に関しては カッティングシート の方が俄然優れています。また、色の鮮やかさに比較的劣り、金・銀は表現できません。この点を踏まえて、広告面の内容、陽ざしの具合などを考慮して選択することが大切です。

インクジェット看板の種類

不透明白塩ビフィルムに印刷	プレート看板に貼って使用します。
半透明乳白塩ビフィルムに印刷	電飾看板の乳白アクリル・透明ガラス面に貼って使用します。蛍光灯などの光を通して鮮やかに見える素材です。
透明塩ビフィルムに印刷	電飾看板の乳白アクリルに貼って使用します。
ターポリン生地に印刷	懸垂幕や横断幕に使用します。

「インクジェット看板」施工例